LOVEパソコン昇天。

パソコンが昇天なされてしまったのでしばらく更新できませんでした。変な音がするな〜と思っていた翌日には立ち上がらなくて、baraに見てもらったら買い換えないと駄目だと宣告されました。メールも撮り溜めた写真もバックアップしてなかった分はすべてさよ…

クドリャフカの順番

7&Yのみんなの書店にnoibara書店を作ってみた。せっかく感想を書いているんだから、大好きな作家さんたちの援護射撃になればいいなと思ったからだ。だけど、どうせそういうことするんならアクセス数の多いamazonでやろうとbaraに言われてしまった(みんなの…

ショートカット

久しぶりの仕事でリズムに乗れなくて困っている。上司や同僚もそうらしくて、狭い仕事場はだらっとした雰囲気。気がつくと、全員参加の雑談で盛り上がっている。ふと上司が立場を思い出したように、仕事仕事とつぶやくので、それが少しおかしい。 ショートカ…

黄色い目の魚

『猫泥棒と木曜日のキッチン』と読み比べるために佐藤多佳子の『黄色い目の魚』を引っ張り出してきた。山本周五郎賞の候補にもなったはずだ。佐藤さんは『しゃべれどもしゃべれども』が本の雑誌の年間ベスト作品に輝いたこともある俊英。黄色い目の魚作者: …

猫泥棒と木曜日のキッチン

せっかく仕事が休みなのに活字ばかり読んでいる自分は馬鹿だと思う。しかし会社でやる仕事より楽しいのだからしかたない。なにより素晴らしい本に出会える幸福に勝るものはない。猫泥棒と木曜日のキッチン作者: 橋本紡出版社/メーカー: メディアワークス発売…

雪沼とその周辺

二日前に買った三冊を一気に読んでしまった。いや違う。読まされてしまったのだ。最後の一冊である橋本紡の『猫泥棒と木曜日のキッチン』はゆっくり読もうと思っていたのに一ページ目からいきなり引き込まれ、気がつくと山手線の車内で読み終えてしまってい…

読書三昧

せっかくの休みだが暑さは苦手なので部屋で読書に耽ろうと一気に新刊を三冊購入した。単行本ばかりだったので五千円ほどかかってしまった。大人になってよかったと思うのがこういう時である。転職したばかりの貧乏サラリーマンにとって五千円は決して小さい…

ライターだね、これじゃ

予定していた原稿が急遽あがってこなくなったので仕方なく七百文字ほどの文章を二本書くことになった。もう時間もなく、なんでもいいから埋めろということだったので、最近読んだ本の感想をだらだらと書いておいた。くだらない仕事だし社員なので原稿料もも…

いつかパラソルの下で

児童文学には並々ならぬ思い入れがある。一時期付き合ったことのあるパートナーが児童文学を書いており、その下読みをさせられていたからだ。わたしは消極的な人間なので自分から動くことは滅多にないのだが、他人に引き込まれるとずるずるその道に入ってい…

Teen age

仕事柄、小説家と呼ばれる方の文章を拝読することがたまにあります。わたしが主に手がけているのは企業広報誌の編集や校正で、ああいう小冊子にはおそらくあまり知られていないと思いますが小説家が寄稿しているケースが多いのです。たいていは何らかの文学…